活餌やレップミールなど

レップミール

フクロウの餌として、中でもマウスは重要だと思います。
マウスは非常に栄養価が高いので、栄養を付けさせたいときにはやはりマウスです。

そして“マウスはどうしても苦手…”という方に、マウスをミンチにしたレップミールというものが売られています。

目次

レップミールやミンチの餌

レップミールとは、一言で言ってしまえばマウス肉のソーセージです。
見た目がマウスではなく完全にソーセージなので、マウスの見た目がどうしても苦手という人でも これなら抵抗なくあげられると思います。

しかし本当にただソーセージにしただけ…というものなので、加工してあるからといって栄養が足されているわけでもありません。
むしろミンチにするという加工をしてしまう時点で血もなく栄養は損なわれているので、これがマウスの代わりになるかというと全然なりません

ウズラのミンチ

ウズラのミンチもカップに入った状態で売られています。
レップミールも同様ですが、これらミンチ状の肉を食べる際には嘴でまず咥えるので、その際に肉が崩れてしまい非常に食べにくそうに感じます。
さらに咥えた肉を持ち替えようと握った足に今度は肉の欠片がついてしまうので、人工芝にも肉の欠片が挟まって残ってしまったりと掃除も面倒です。
なのであまりこれらミンチ系の餌はうちでは与えてません。

活餌について

活餌 マウス
冷凍ではなく、生きている状態で売られているマウスがあります。
当然 冷凍餌に比べると鮮度は段違いであることから、理想的には活餌の方が良いことは間違いないでしょう。

しかし昆虫類と違うので毎食を活餌にするのは大変です。
その繁殖もさることながら、マウスは排泄物も臭く、ヒヨコだったらどんどん成長してしまう…

また、文字通り生きたまま与えてしまうとマウスとフクロウの戦闘になってしまいます。
当然マウスも食べられまいと命がけの反撃をしてくるでしょうから、温室育ちのフクロウは怪我でもしてしまい兼ねません。

なので活餌の場合、与える直前に締めてから与えなければいけません。

活マウスの締め方として、頚椎脱臼法というのがマウスを簡単に安楽死させられる方法として使われます。

活マウスの締め方

頚椎脱臼はそのまま字の如くで、頚椎は首の部分にあり脳から体へ様々な神経が通っている大事な部位です。

簡単に説明すると、首の付け根を持ち尻尾を勢い強く真っ直ぐ引くだけです。

失敗すると安楽死させられずにピクピク痙攣したりして、上手く死なせてあげることが出来ません。

餌として売られていますがマウスも命なので、できれば苦痛を与えずに締めてあげたいですね。