フクロウ 英語での読み方、発音は?

アウル?オウル?

フクロウを飼っていると、ときどき聞かれる質問で
こんな質問があります。

「フクロウを英語で言うとどういう発音になるの?」

目次

アウル? オウル?

アウル?オウル?
フクロウの英語の読み方は だいたい「アウル」「オウル」この2通りに分かれるのではないでしょうか?

フクロウは英語で

Owl』と書きますね!

このままローマ字読みをすると「オウル」と発音しそうですが、
より英語の発音に近くすると「オウル」より「アウル」の方が英語での発音に近いと思います。

ちなみに、発音記号にするとこのようになります
owl【άʊl】


ちょうど良い動画があったので貼り付けてみました。




カタカナにして表現するなら「アウル」の方がより英語の発音に近いのがわかりますね!


そもそも英語をカタカナにしようとするのが、どうしても表現できない部分が出てきてしまうものなので、どっちが正しいかというなら…
どちらでも良いと思います。

「メイン」という言葉をTVのテロップではよく「メーン」と表記されていたり、
地平線を意味する「horizon」をカタカナでは「ホライゾン」と表記したり「ホライズン」と表記されたり…

カタカナにした読み方と本来の英語の発音はどうしても違ってしまうので、、、
どちらが正しいかではなく、より英語の発音に近いのは「アウル
(もっと細かく言うなら「ウ」を小さく「アゥル」って感じ)
そんなふうに解釈してもらえたらと思います。

ちなみに日本では縁起が良いと言われるフクロウですが、海外ではどんな生き物とわれているんでしょうか?

海外のフクロウのイメージ

ヨーロッパの方では、「賢者」「森の番人」として、知性や学問を象徴するものとして扱われています。
フクロウをモチーフにした柄のインテリアなどもあり、縁起物としてのイメージがあるようです。

一方で、日本と同じアジアですが 中国でフクロウのイメージはあまり良くないそうです。
近年では日本のフクロウカフェブームなどもあって、親しみやすいイメージを持たれているようですが

古代中国では、母親を食う不孝な鳥とされ、冬至にとらえて磔(はりつけ)にし、夏至にはあつものにして、その類を絶やそうとしたという。『五雑俎(ござっそ)』にも、福建などでは、フクロウは人間の魂をとる使者といわれ、その夜鳴きは死の前兆とされたとある。
フクロウ(フクロウ)とは – コトバンク

日本ではその名から、「不苦労」「福籠」という意味を込めて縁起物として広く親しまれている存在ですが、そのイメージも明治初期頃にヨーロッパから持ち込まれたそうで、それ以前は古代中国のように 負のイメージのある動物だったそうです。

ではどうしてヨーロッパでは「知恵」「知識」「学問」「賢者」というイメージが持たれているのかというと、
ギリシア神話に登場する知恵の神・アテナ女神の従者がフクロウだったこと、学問や芸術を司る神様ということで、フクロウが知性や学問のシンボルとして扱われるようになったようです。