エキゾチックアニマルを扱うペットショップは犬や猫に比べればまだまだ少ないです。
例え身近な場所に いくら可愛いフクロウが店頭にいたとしても、そのペットショップがしっかりしたペットショップなのか、生体を大事に育てているペットショップなのかどうかはとても重要です。
フクロウを見れる動物病院も少ない中で、家族に迎え入れたフクロウのことを真っ先に相談できるのは購入したペットショップだと思います。
目次
ペットショップの選び方
エキゾチックアニマルを扱うペットショップであれば、その大半はフクロウ以外のペットショップも取り扱っている場合が多いかと思います。筆者の僕がフクロウを購入したペットショップでは
フクロウの他にも、ハリスホーク(タカ)やハヤブサといった猛禽類、インコやオウムなどの鳥類、ヘビやトカゲなどの爬虫類、カエルなどの両生類、フェレットや猿などの哺乳類から、クモやサソリ、ムカデといった虫などまで多くの種類を取り扱うペットショップでした。
ペットショップの匂い
様々な動物がいるペットショップなので、当然店内は動物の匂いがします。エキゾチックアニマルが多くある地域に住んでいれば、ペットショップ同士の比較も出来るかと思いますが、動物の取り扱いのひどいペットショップは匂いが強いです。
生体の飼育環境
動物が多数いれば匂いが出るのは当然なことです。しかし、その匂いの原因は生体の飼育環境が原因です。
そのペットショップにいる動物たちは大切に飼育されているでしょうか?
生体の糞の様子はどうでしょう?
下痢のような軟便の糞をしている体調の悪い生体はいないかどうか。
素人目にはわからないかもしれませんが健康な動物、哺乳類であれば毛並みも良いです。
鳥や小型の小動物であれば格子状のケージで展示されているかと思います。
そのケージの格子は錆びていないかどうか。
まるで動物虐待のような飼育環境ではないかどうかを見てみてください。
ちなみにフクロウであれば、止まり木であったり人工芝の上での飼育が一般的です。
全面を格子に囲まれたような鳥カゴのような中では、羽を広げたり格子の上に立っているだけで、格子で羽や尾の先を痛めてしまうからです。
翼も広げられないような鳥カゴにフクロウが入れてあったり…これじゃ虐待と変わりありません。
羽がボロボロに傷んでいるようなショップは避けましょう。
「このショップにおいておくのは可哀想だから…」
なんていう理由で購入してしまうのもあまりお勧めしません。
なぜなら“ひどい扱いをしていても売れる”ということになってしまい、お粗末なショップがまた次を仕入れ、また不幸になる生体が増える…という悪循環に陥ってしまいます。
スタッフ(店員)の接客態度
スタッフの接客態度は良いところかどうか、アルバイトとして仕方なくエサを上げているだけのようなスタッフでは当然 生体を大事に扱っているとは思えません。仮にあなたが動物が大好きでペットショップを経営している経営者であるとしましょう。
あなたがその経営者であれば、動物を大事に扱わないスタッフは雇いたくはないでしょう。
生体に対してしっかり愛情を持って世話をしているかどうか。
気になる生体がいたら積極的に質問をしてみましょう。
愛情を持ってお世話している店員さんであれば、しっかりとした納得のいく答えを返してくれるはずです。
通販専門のペットショップ
近くにエキゾチックアニマルを取り扱うペットショップがない場合は、生体を通販で購入するのも手段の一つになるかと思います。その全てを否定するわけではありませんが、通販での生体の購入はオススメしません。
上記の通り、生体をどのような環境下で飼育しているのかが全くわからないからです。
病気を持っていないか、怪我を負っていないか、何もわからない状況の生体が送られてくるのは非常にリスクがあると思います。
まともなペットショップであれば、通販の他に必ず実店舗があるはずです。
飼育環境を見せられないなんていうのはもってのほかなので、
生体の購入を検討しているのであれば、必ずその生体を実店舗まで足を運んで見に行くようにしましょう。
購入を検討しているのであれば、その後の一生をあなたと過ごすことになる大切な生体です。
大切な家族のためなら、遠くまで足を運ぶ交通費も決して無駄な費用ではないはずだと思います。