フクロウには130種以上の種類があります。
見た目の可愛さや性格もそれぞれ異なり、大きさも小さいものから大きいものまで それぞれの魅力がたくさんあります。
エキゾチックアニマル専門のペットショップなどに比較的並び、日本で飼育されている部類のフクロウの中から、小型のタイプを紹介していきます。
目次
ヨーロッパコノハズク
体長:16〜21cm
体重:60〜135g
名前の通りヨーロッパに生息している小型のフクロウで北ヨーロッパ以外の内陸側〜中央アジアまで点在しています。
こげ茶色〜グレーっぽい色の子までいる小型のフクロウです。
サバクコノハズク
体長:16〜21cm
体重:100〜120g
中東に生息している小型フクロウ。
ヨーロッパコノハと似ているものの茶色よりもグレー色が強い感じです。
アフリカオオコノハズク
体長:19〜24cm
体重:190〜275g
名前の通り南アフリカに生息するフクロウでサバンナのような乾燥した地域に生息。
オレンジ色の瞳と、白いヒゲ、顔が白く、顔の縁取りが黒いのが特徴です。
怖がると体を細くするののがTVでもよく特集され、一番メジャーなフクロウかもしれません。
スピックスコノハズク
体長:20〜24cm
体重:95〜160g
コスタリカ〜ブラジルといった南アメリカの東部に生息。
大人しい性格で、ペットとしてはとても飼いやすい種類の子です。
コキンメフクロウ
体長:19〜25cm
体重:108〜210g
ヨーロッパから北アフリカ、中東から中国まで広く生息。
その名の通り金色の綺麗な目をしていて小さくペットとしての人気も高い。
けれど性格は神経質で臆病なので、慣らすには苦労すると思います。
胸の模様が縦縞模様のコキンメフクロウに対して、斑点模様の亜種インドコキンメフクロウというのもいます。
アナホリフクロウ
体長:18〜26cm
体重:120〜230g
アメリカ西部と中部、カリブ海の一部の島と、南アメリカ大陸の中部〜南部にかけて生息。
その名前から察するように巣穴を住処にしているのですが、自ら穴を掘ることはほとんどなく、プレーリードッグの古巣などを利用して地下の巣穴に生息するフクロウです。
見た目はコキンメフクロウによく似ています。
インドオオコノハズク
体長:19〜23cm
体重:125〜150g
名前の通りインドの地域に生息しています。
特徴的なのは褐色の強い目です。
英語での名前の、インディアンスコップオウルと呼ばれることも多いです。
アメリカオオコノハズク
体長:20〜30cm
体重:100~235g
アメリカに生息している小型のフクロウ。
クチバシがオリーブ色をしているのが特徴です。
アカスズメフクロウ
体長:15〜20cm
体重:45〜95g
ナンベイヒナフクロウのようにメキシコ海岸部から南アメリカまで生息。
このフクロウは夜行性ではなく昼行性で、スズメの名前の通り小さく、かなり小型のフクロウですが あまり人馴れしない種類です。
※画像協力 熱帯倶楽部さん